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【DAW】Studio One Freeで曲初め3【ミキシング編】

      2015/03/27

studioone_mix編集の話に入る前に、曲を音楽プレーヤーで聞けるようにするための最低限の手順をご紹介します。

画像編集ソフトでいう「JPEGで書き出し」みたいなものですね。

これだけおさえておけば、とりあえずあなたの曲は他の人にも聞いてもらうことが出来ます!

今回は「ミキシング」という処理からWaveファイルの作り方までをご紹介します。

ミキシング(ミックス)をしましょう

まず、複数のトラックを作ったら、ミキシングを行い、音(最低限音量)を整えていく必要があります。

ミキシング (Mixing) とは、多チャンネルの音源をもとに、ミキシング・コンソールを用いて音声トラックのバランス、音色、定位(モノラルの場合を除く)などをつくりだす作業である。元のチャンネル数から少ないトラックに移行させるため、同義語としてトラック・ダウンとも呼ばれる。

出典:Wikipedia ミキシングより

 

ミキシングとは

最低限やらなければいけないことは、「0db(ゼロ・デシベル)の枠の中にすべての音を収める」ということです。

音はまとめられて鳴っている

生演奏であれば、各楽器がそれぞれ音を出しています。しかし、録音されたものは、ステレオの場合左と右のスピーカー2つからしか音を出すことは出来ません

つまり、複数のトラックがまとめられて音が出ているのです。そして、このまとめ先(マスタートラック)には0dbというボリュームの許容量があります

 

3トラックの曲を鳴らす場合

例えば、この3つのトラックを鳴らしたいと思います。

mix1

トラック1~3を合わせたボリュームがマスターちゃんの総容量に対して大きそうですね。

mix2

 

このように0dbより溢れてしまい、音が歪んだりノイズになってしまいます。DAW上で鳴らしているとよくわからないかもしれませんが、ファイルに書き出した場合に耳障りなノイズが発生していたり、音がイヤンな感じになってしまいます。

 

適切な状態

mix3

 

そこで、このように各トラックを合計しても0dbに触れないように、各トラックの音量を調整していくことが、ミックスの基本になります。

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