SHARPの加湿空気清浄機KC-D50が臭いからなんとかした

2015/12/18

一人暮らしで買いたい家電ランキング1位というくらい人気だと聞いた加湿空気清浄機。花粉症の私も買いました。SHARPの加湿空気清浄機、KC-D50。基本的な性能はとても満足してるんです。加湿機能は強力だし、タンクも2.5Lの水が入るから、よほど乾燥していなければ1日持つ。花粉の時期も鼻の通りが快適で風邪もひかなくなりました。

ただ、1年使ってきて臭いが出てきてしまったので、掃除などを見直しました。その備忘録を残します。

シャープ加湿空気清浄機プラズマクラスター搭載 13畳までブラック系 KC-D50B

1 臭いの原因は加湿機能
2 臭いを取るための有効な方法
3 それでもダメならフィルターの寿命
4 まとめ

臭いの原因は加湿機能

加湿機能付きの空気清浄機において避けられないのが、雑菌の繁殖による悪臭が発生すること。つまりニオイです。

KC-D50でもこれをなんとかすべく色々やってきたのですが、結論から申しますとフィルターを交換して解決しました。

シャープ加湿フィルター加湿空気清浄機用 FZ-Y80MF

しかしながら、フィルターを交換だけすればいいってもんじゃないので、掃除の方法についてもご紹介します。取説の掃除方法じゃダメだったからです！

臭いを取るための有効な方法

では経験から、加湿機能付き空気清浄機を買ったら「これだけはやっとけ！」というお手入れについてご紹介します。これができないならむしろ買うべきじゃないって感じです。

加湿フィルターはクエン酸や重曹で浸け置き洗いする

加湿フィルターはクエン酸や重曹などで臭いと汚れを取ることができます。

niwaQ 除菌もできるクエン酸 300g

重曹ちゃん 1kg

ただし何が効くかはどうもケースバイケースな感じ。ワイドハイターを試す人もいますね。

ワイドハイター粉末タイプ 750g

とりあえずこのあたりのものを順々に試すと良いです。KC-D50の取説はこちらから見られますが、臭いには重曹、水あかにはクエン酸と書いてあります。しかし個人的には重曹が効いた時もあれば、クエン酸が効いた時もあります。でもどちらかといえば重曹。汚れの具合などによると思うので、結局両方を交互に試すことになると思います。

給水フィルターは分解して洗え！

KC-D50の取説にはフィルターは「分解しないで洗ってください」と書いてありますが、分解してみればわかります。「こいつぁ分解しないと綺麗にならんだろう」と。。。

まず、このフィルターケースの裏側にガッツリ汚れ(赤い水あか)がこびりつきます。これを綺麗に洗わないとおそらくすぐに雑菌が再繁殖します。フィルターのケース自体は普通にハイターでゴシゴシ洗えば綺麗になります。

フィルター自体はぬるま湯に重曹、またはクエン酸を溶いたものをつけて6時間ほど置けば、臭いはまず落ちます。必ずすすぎを入念に行ってください。私は風呂場でフィルターを浸けておいたタライにお湯をたっぷり注ぎ、お湯を変えながらフィルターをじゃぶじゃぶ洗いました。ただし、フィルターを乱暴に扱うとひだが変形したり破れるので注意しましょう。

給水トレイも全部分解洗浄しろ！

KC-D50の給水トレイも「※トレーシキリ・フロート・ローラーは取りはずさないでください。」という注意書きが取説には書いてありますが大嘘です。必ず完全分解して洗います。この写真でいうと、左側のローラー2個は上に引っ張れば簡単に取れます。中央のトレーシキリも外れます。右の~~なんかよくわからない青いやつ~~フロートも、左右をつまめば簡単に取れるようになっています。元に戻すのも簡単です。

これらの裏側にガッツリ水あかがたまります。必ず取り外し、個別にブラシなどで洗いましょう。

ブラシはこのような形状ものがあると便利です。